宮台先生から、わざわざ追加説明を頂いた:
アンチ・リベラル的 バックラッシュ現象の背景【追加】 - MIYADAI.com Blog: "《こういうことは、思っていても口に出してはいけません》(Letter from Yochomachi)いや、別に異論を挟むつもりじゃなかったんです。
「排外主義的愛国主義者には低学歴か低所得が多い」というのは、本文にもございます通り、実証的なデータ分析の結果です。分析手順は、実際に博士論文を読 んでいただきたく思います。"
むしろ散人の経験的な実感と良 く合致しているな〜と感心したのですよ。ちょっとチャチャを入れたのは、「美人は仕事で得をする」とか「性差によってIQに差がある」とかと同じような、 誰でも知っているけれど敢えて言わないのを良しとする、と言うたぐいの話じゃないかと思って「PTA小母さん」の真似をした(これ一度やってみたかっ た)。でも、社会学者がこういう「タブー」に触れないと、いつまでも進歩がないのはわかります。
ところで宮台先生のエントリーに新たに追加(おまけ) が付けられています。例えば:
などなど。ちょっと難しいけれど、参考になった。何事にも手順がある、そ れを「はしょっる」のが日本式であり、話をややこしくしている、と言うことか。
ところで宮台先生のエントリーに新たに追加(おまけ) が付けられています。例えば:
■その結果、興味深いことに、英国のように「ネオリベによる荒廃」に懲りて「動機づけの手当て」を選ん だのでなく、「弱者への手当ての不明朗」に懲りて「動機づけの手当て」を選んでいるという歴史的経緯ゆえに、冒頭に紹介した通り、「動機づけの手当て」 が、弱者バッシングや談合バッシングや「馬鹿の一つ覚え」的な合理化などの「ネオリベ的心性=不安のポピュリズム」と結合するという、独特の事態が展開し ています。
■いわば、多様性を許容する、民度の高い「動機づけの手当て」ではなく、多様性を許容しない、民度の低い「動機づけの手当て」になっています。このオブ セッシブ(強迫的)な尻叩きが、おなじみの日本的な腐臭を漂わせているわけです。そうした日本的な自立支援や参加支援に対し、「そうした方向での自立や、 そうしたものへの参加はイヤだ」というタイプの退却が生じていて、それが昨今「ニート」と呼ばれているわけです。
などなど。ちょっと難しいけれど、参考になった。何事にも手順がある、そ れを「はしょっる」のが日本式であり、話をややこしくしている、と言うことか。
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